集合日とは文字通り、公演の出演者やスタッフが稽古場に集合する日のことです。

“集合日”なんて呼ぶのはたぶん宝塚歌劇団ぐらい。他では、“顔寄せ”“顔合わせ”などと呼びます。


集合して何をするのか…

まずは、香盤発表(配役発表)。
稽古場の隅に貼られた香盤表を見て、自分の役や出番をチェックします。

それからプロデューサーよりスタッフの紹介、公演の日程や概要、特別出演の生徒の紹介などがあります。
退団者がいる時は、退団者の発表なども。

そして演出家が、作品についての簡単な説明。あらすじや狙い、時代背景などが伝えられます。

それで終る場合もありますが、だいたいはその後、配られたばかりの台本を読む、本読み(台本合わせ)が行われます。


集合日=稽古初日。
みんな何となく、ウキウキそわそわしています。
これから新しい作品を創っていこうという意気込みが、そうさせるのでしょうね。

翌日から一ヶ月余りにわたる厳しい稽古が始まるのです。