あと3日で新年を迎えます。
新年にあたり、拝賀式を行うお寺や企業もありますが、宝塚歌劇団でも拝賀式を行っています。

場所は宝塚歌劇団の稽古場で、元日の午前中に行われます。
出席者は、宝塚歌劇団理事長を筆頭にスタッフをはじめ劇団関係者や生徒たち。
理事長の今年の抱負など新年の挨拶があり、全員で宝塚歌劇団団歌を歌います。

出席は全員強制ではありません。
元日より東京宝塚劇場に出演の組(2011年は宙組)はまず無理。
オフの生徒の多くは「お正月は実家で…」と帰省したりしています。
出席できるのは関西にいる生徒。


その中には、元日から宝塚大劇場に出演の組(2011年は雪組)の生徒もいます。

拝賀式終了後に楽屋へ。
初日恒例のご挨拶などを済ませ、緊張の初日の舞台。
時間的にも精神的にもちょっと厳しいですが、舞台人にとって、元日から忙しいということは、幸先のいいものです。

hakama出席する生徒は、黒の紋付と、宝塚のシンボルでもある緑の袴という正装です。
黒紋付と緑の袴……目にするこちらの心までもがビシッと気持ちよくなる美しいスタイル。
元旦には、そんな生徒たちを見るために劇団待ちするファンの方も大勢います。



さて、その元日11:30より、宝塚大劇場内ロビーにて新春鏡開きが行われます。

2011年は、先ごろ退団を発表した花組トップスター・真飛 聖と、トップ娘役・蘭乃はなが出席します。
こちらは黒紋付ではなく、華やかな色物の着物に緑の袴姿です。