桜木星子の“宝塚×MAG”

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宝塚歌劇を「知って」「好きになって」「もっと楽しんで」いただくためのMagazine

トップスター

10月 20日

花組トップスター・真飛 聖、退団を発表!

花組トップスター・真飛 聖さんが東京宝塚劇場『愛のプレリュード』『Le Paradis!!(ル パラディ)-聖なる時間(とき)-』の千秋楽(2011年4月24日)にて退団することが発表されました。
記者会見は10月21日に行われます。

真飛 聖写真集「SANCTUARY」真飛 聖さんは、1995年『国境のない地図』で初舞台。
星組を経て花組に組替え。
2007年『メランコリック・ジゴロ』『ラブ・シンフォニー?』(中日劇場)より、前・花組トップスター・春野寿美礼さんの後任として花組トップスターに。

愛称は「ゆう」。


『太王四神記』のタムドクや『虞美人』の項羽など豪華なコスチュームプレイも似合う反面、『雨に唄えば』のリナ、『相棒』の杉下右京など個性的な役も上手い実力派。
最近では『麗しのサブリナ』のライナス・ララビーの包容力ある大人の男役も素敵でした。


突然の退団発表に驚いてしまいましたが、退団までまだ半年以上あります。
気品と色気が混在する真飛 聖の男役を、楽しみましょう。

真飛 聖さん、退団までの出演予定は以下の通りです(予定)

◆『メランコリック・ジゴロ』『ラブ・シンフォニー』
 11月13日(土)~12月12日(日) 全国ツアー

◆『愛のプレリュード』『Le Paradis!!(ル パラディ)-聖なる時間(とき)-』
 2月4日(金)~3月7日(月) 宝塚大劇場
 3月25日(金)~4月24日(日) 東京宝塚劇場
9月 12日

雪組トップスター・水 夏希さん、トップ娘役・愛原実花さん、退団

本日9月12日(日)、『ロジェ』『ロックオン!』千秋楽(東京宝塚劇場)にて、雪組トップスター・水 夏希さんが、宝塚大劇場の舞台を卒業しました。

またトップ娘役・愛原実花さんをはじめ総勢10名の退団者も、宝塚歌劇団を退団しました。

Mizu_Natuki Thank you水 夏希さんは月組公演『グランドホテル』『BROADWAY BOYS』で初舞台を踏みました。
79期生。
2006年12月、雪組トップスターに就任。
愛称、ミズ、ちか。


10年近く前のこと。
ある宙組公演を最前列で観劇しました。
銀橋にいる水 夏希さんを真下少しナナメ横から見上げた時、驚きました。なつめさん(大浦みずきさん)にそっくりだぁ~……と。

でも似ていたのは、真下少しナナメ横からの風景だけではありませんでした。
キレのいいダンス。
シャイで真面目なところ。
下級生を引き上げてくれるところ。
正塚晴彦先生の描く“男”が似合っていたのも同じですね。


「歌劇」9月号の「水 夏希を送る言葉」のコーナーで、大野拓史先生がこんなことを。

「水さんとの最も幸せな出会い方は、その後輩となることではないか…」
(株式会社阪急コミュニケーションズ「歌劇」2010年9月号より)

わかります。ものすごくわかります。

私も、水 夏希というトップスターの組の組子になってみたかった……。

魅力的な男役、心から尊敬できるトップスターでした。



そして愛原実花さん。
2004年、雪組公演『スサノオ』『タカラヅカ・グローリー!』で初舞台を踏みました。90期生。
2009年、雪組トップ娘役に就任。
愛称、みなこ。

芝居の上手い人でした。
「それもそのはず、お父様は……」と言われることは、彼女にとって、時には重荷になっていたかもしれませんね。
でも、芝居のセンスをしっかり受け継いでいたことには変わりありません。

サヨナラ公演中に、お父様、つかこうへいさんがお亡くなりになっても、普段と変わりなく気丈に舞台を務め上げた役者根性。
やはり「それもそのはず…」と褒めてあげたい…
よく頑張りました。



同じく退団者の真波そらさん、彩夏 涼さん、紫友みれいさん、悠月れなさん、梓 晴輝さん、美乃ほのかさん、花城 舞さん、琉動真瑳さんも、お疲れ様でした。


これからも、貴女方の、太く長い道を、新たに作って下さい。
応援しています。

これまでどうもありがとう。お疲れ様。


淋しいですねぇ……


■All About「宝塚ファン」
 雪組トップ・水 夏希、愛原実花―退団
7月 26日

雪組トップスター・水 夏希、宝塚大劇場とさよなら…

本日の宝塚大劇場公演『ロジェ』『ロックオン!』千秋楽にて、雪組トップスター・水 夏希さんが、宝塚大劇場の舞台を卒業しました。

本公演終演後、水 夏希サヨナラショーが行われました。

バウ初主演を務めた1999年『ロミオとジュリエット'99』より「世紀末の詩」「愛のテーマ」、トップお披露目作品『エリザベート―愛と死の輪舞―』より「最後のダンス」「愛と死のロンド」、そして思い出の作品『ロシアンブルー』『カラマーゾフの兄弟』『ソロモンの指輪』『マリポーサの花』『Rio de Bravo』『カルネヴァーレ睡夢』などを歌い踊り、水 夏希の歴史を綴りました。

そして黒燕尾姿で、大劇場最後の階段を降り挨拶をしました。

また相手役、愛原実花さんをはじめ8名の退団者も、宝塚大劇場を卒業しました。

この後、8月13日(金)~9月12日(日)同作品が東京宝塚劇場で上演され、それが男役としての、トップスターとしての水 夏希のラストの公演となります。

MIZU Natsuki Single Collection


募集!水 夏希・愛原実花のあなたの一票!
締切りは7月28日(水)です!

■All About「宝塚ファン」
水 夏希さん、退団発表!

7月 19日

羽根 その2

宝塚の舞台に羽根が登場したのはいつからなのか…?
正確な時期は知りません。ごめんなさい。
1970年代頃からでしょうか…?。

ただしもちろん、今のように豪華ではありません。
また、フィナーレでは背負わず、他の場面で付けていたり。
トップさん以外の生徒が背負っていたり。

私が在団中も作品によっては、トップさんでさえ羽根なしの場合がよくありました。
タキシードや燕尾のみのトップさんも、シンプルでいいものでした。
「フィナーレで羽根を背負う」のが恒例となったのは、1990年代に入ってからでしょう。

安奈淳さんと近しい方からお聞きした話ですが…
「羽根、重いから、私の羽根を抜いて下級生に回して…」とおっしゃったそうな。
なんともオトミさんらしい…


今ほど豪華でなかったけれども、トップさんの羽根のオーラは凄いものでした。
暗い舞台袖の高い場所に掛けてありましたが、そこから光が射しているような。
そばへ寄ると、クシャミが出ちゃいそうなくらいフワフワで…

舞台上では尚のこと、トップさんの羽根を感じました。

Wトリオをしていると、銀橋へ行くまたは本舞台へ帰るトップさんの羽根からの風を、背中にふわぁ~っと感じます。
トップさんが後ろを通る時は、通りやすいように若干マイクに近づいたりして…。

本舞台と花道の付け根辺りの位置にいる場合も。
この場合は自分の口紅が怖い…白い羽根が赤くなったら申し訳ない…
だから、若干後ろに下がったりして…。

それでも、体に触れる時があります。
くすぐったい。でも、なぜかとってもうれしい。

幕が降りると、お手伝いしている下級生がトップさんに駆け寄ってシャンシャンを受け取り、衣装部さんが走ってきて羽根を脱がせ……

トップさんは、みんなの愛で羽ばたいているのね。

7月 18日

羽根 その1

私たちの普段の生活の中で「羽根」なるものと接することはあまりありません。せいぜい羽根布団? 和服の際の飾り? 赤い羽根募金?

非現実的ワールド宝塚では、羽根が大活躍。

髪飾りや羽根扇、そしてフィナーレの時の衣装に付いている羽根。
ファンの方が「羽根!」と呼ぶのは、この羽根のことです。
中でも、トップスターの羽根が1番有名。

トップさんの羽根の重さは、約10キロ。
……10キロ……よ。
2歳ぐらいの子供をおんぶしている…。お米10キロを背負っている…と思っていただければ。

でも、子供をおんぶしたまま、階段26段を、シャンシャンを手に、なるべく下を見ずに降りることはありません…
お米10キロ背負い、ヒールの高いブーツを履いて、銀橋を笑顔で悠々と歩きはしません…

トップスターお披露目公演の時、トップさんはこう言います。
「トップスターの重責を、羽根の重みで感じる」と。

そう。10キロの重たい羽根を背負うトップさんは、多くのモノを背負っているわけです。
宝塚歌劇団のトップスターとしての責任。観客の期待。組子らの尊敬や信頼の気持ち。
重いよね……

でもそれが、拍手や笑顔や感動の涙となって返ってくるのだから。
あの10キロは、幸せの重みでしょう。


さて、羽根はどのようになっているのか…?
昔は、ランドセルのように両肩に掛けるという形でしたが、それだと見た目が美しくない…。
なので現在のは、ワイヤーを使って衣装にくっ付いています。

羽根自体の種類は、オーストリッチ、キンケイ、ギンケイなど。
色もデザインも、その作品、そのトップさんに合わせた完全オリジナル。

こんなものを背負ってしまう生徒さんは凄いけれど、こんなものを作ってしまう宝塚のお衣装部さんも、ホント、凄いわ。


羽根の大きさが、その組の生徒のポジションをあらわしているようなもの。
トップスター、トップ娘役、二番手、三番手、四番手……と、小さくなってゆきます。
全員が背負うわけではなく、下級生は背負わなかったり、一本立ての作品の場合はトップさんだけだったり。

応援していた生徒さんの羽根が大きくなったら、ファンの方はうれしいでしょうね。
「いつか、あの1番大きな羽根を……」みんなそう願うものです。


では、続きはまた明日。

5月 28日

雪組次期トップスターに音月 桂さん

kei水 夏希さん退団後の雪組次期トップスターに音月 桂さんが決定したと発表がありました。


音月 桂(おとづき けい) 略歴

1998年 宝塚歌劇団入団。
      第84期生
宙組公演『エクスカリバー』『シトラスの風』にて初舞台
雪組に配属

愛称 KEI




2001年『猛き黄金の国』岩崎弥太郎(本役・轟悠)役で新人公演初主演
    これを含め5回の新公主演を務める
2002年『ホップ・スコッチ』ピーター
2003年『恋天狗』 弥太
2005年『さすらいの果てに』ジェフリー少尉
2006年『やらずの雨』徳兵衛
2007年『ノン ノン シュガー!!』ジョニー・キッドマン 
2007年『エリザベート』ルイジ・ルキーニ
2008年『外伝 ベルサイユのばら -ジェローデル編-』オスカル
2009年『忘れ雪』桜木一希

2007年よりAQUA5のメンバーに選抜される。
また三井住友VISAカードのイメージキャラクターに就任する。

5月 14日

大浦みずきさま…

バレンタインデーで3ヶ月、ホワイトデーで4ヶ月…

毎月14日になるとそう数え、今日で半年。

元花組トップスター・大浦みずきさんが亡くなられて半年。

半年が長かったのかあっという間だったのか……わかりません。
今もまだ実感がなく、悲しい夢を見ただけのような気分。
夢なら、どんな夢でも許すのに…
あれほど流した涙、喜んでぜんぶチャラにするのに…

勇気を出し、先日やっと『メモアールド・パリ』だけを見ました。
プロローグ、なつめさんの登場で苦しんだものの、「そうそう!」「これよね~」などとどんどん引き込まれ、でも「パッシィの館」の場面にきて……小原先生も山田卓先生もなつめさんも…みんなもう……と、どつぼ。

きっと、しばらくこうでしょう。それでいいかな。
“思い出”にするまでには、まだまだ時間がかかりそうです…


◆All About「宝塚ファン」
大浦みずきさんへ…

100514
4月 30日

トップスター

花、月、雪、星、宙の5組それぞれにトップスターが1名います。

それは主役を演じ、誰よりも豪華な衣装を着て、誰よりも大きな拍手を浴びる……約80名の組子(その組の生徒たち)の頂点に立つ人です。
実力、人気、華など、トップスターとしてふさわしい人が宝塚歌劇団より任命されます。

トップスターの相手役でありヒロインを演じる人を、トップ娘役と言います。
二人合わせて、トップコンビと呼ばれています。

トップスターの任期はそれぞれですが、だいたい半年~4年。後進にトップの座を譲るため、退団してゆきます。

トップスターは、その組の“顔”であり、宝塚歌劇団の歴史を作ってきました。大きな羽根飾りを背負う分、大きな責任も背負っているのです。

さて、現在テレビや映画で大活躍のあの人も、宝塚の元トップスターです。

大地真央さん 月組トップスター(1982年~1984年)
黒木 瞳さん  月組トップ娘役(1982年~1984年)
真矢みきさん 花組トップスター(1995年~1998年)
天海祐希さん 月組トップスター(1993年~1995年)
檀 れいさん  月組トップ娘役(1999年~2001年)
         星組トップ娘役(2003~2005年)


偉大なトップスターさんたちはもっと!
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宝塚歌劇団 トップスターの変遷

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