先日知人のAさん夫妻が、某企業の貸切公演にて、宝塚歌劇初観劇を果たしました。

“初・宝塚”の方々の感想は私にとってとても興味深く、また参考にもなるのですが、今回のAさんの開口一番が……

A「何? 休憩時間の、あのトイレの行列!」

……まずは…そこ…ですか……

A「男子トイレは空いてるのに、女子トイレのすごい列! 階段にまで並ぶなんて…」

見慣れた風景ですけど…

A「女子トイレの数、少な過ぎるんじゃない?」

いえいえ、たくさんありますよ。
でも観客は女子が多いですし、休憩時間はみんなが行きますから、混雑は当たり前というか…。



……で、舞台に関しての最初の感想が…

A「みんな同じ顔しているから、誰が誰だかわからない!」

……クローンじゃあるまいし。
みんな同じ顔なわけないでしょーが。


A「だから、今、誰が話しているのかわからない!」

……いっこく堂さんじゃあるまいし。
口を動かしている人が、話している人でしょーが。


でも、ま、確かに。
あの派手な舞台化粧を見慣れていない人からすると、みんな同じ顔に見えるのでしょう。
ドーランetcの色はだいたい同じだし、基本の化粧法も代々教えられたもの。
1階の前方の席ならともかく、後ろや2階席なら、同じ顔に見えてしまうのも仕方ないかも。

それが宝塚ファンになると、たとえ2階最後列でも、生徒の声はもちろん、シルエットや立ち位置、衣装の豪華さや色で「○○さん」とわかってしまうものです。

そうしたことがわかり始めてきた頃が、ファンになって1番楽しい時期かな?


さてさて。
Aさんの初観劇感想、明日へと続く。