前回は黒木瞳さん=ショーコさんのご本の紹介でしたが、今日もしょうこ。
しょうこお姉さんこと、はいだしょうこさん。

しょうこお姉さん、引っ張りだこですね~それもバラエティーで。
うちの娘たちも「可愛い!」「面白すぎる!」としょうこお姉さんが大のお気に入り。

自転車が乗れなくっても、卵の殻が上手に割れなくってもいいんです。
彼女を見ていると和みます。ほんわかとした気分になれます。

天然キャラ爆裂のしょうこお姉さんですが、宝塚時代の「千琴ひめか」さんは……

しょうこのMy Favorite Songs 1998年、宝塚歌劇団入団。84期生
同期には、元星組トップ娘役の白羽ゆりさん、同じく元星組トップ娘役の遠野あすかさん、次期雪組トップスターとなる音月桂さんらがいます。

『エクスカリバー』『シトラスの風』にて初舞台。
その後、星組に配属されます。

お父様が音大の先生、お母様が声楽家という環境で育っていますから、もちろん歌は上手い。
研2でカゲソロをもらい、その後、毎公演と言ってもいいほどカゲソロを。

そして2001年『ベルサイユのばら2001-オスカルとアンドレ編』でエトワールに大抜擢。
その時、まだ研4でした。
このエトワールが凄かった!
アカペラで、かなり長く歌い続ける…
音が一切、ブレない…
歌い終わっても、音がぴった―り合っている…

本当にきれいで、力強い声。
伝説のエトワールとなりました。

しょうこお姉さん、ワッカのドレス着て、大階段、あんなに上手に降りられるじゃないですか~
しょうこお姉さん、できるものとできないものの差がありすぎ!
でもそこが人気の秘訣なのよね~

翌年、研5で退団。
「惜しい…」「勿体無い…」の声がわんさか。
そりゃ、あんなに可愛くて歌が上手。トップ娘役になれたかもしれません。

それ以前に、色んな役が観たかったですね。
最後2002年版の「宝塚おとめ」の“やりたい役”に“「ミー&マイガール」のサリー、「エリザベート」のルドルフの少年時代”と書いていらっしゃるのですが、それ二つともぴったりよね。
もっと宝塚にいて欲しかった…

そうそう。しょうこお姉さん、2001年「星組のエンカレッジコンサート」の15名に選ばれ、出演しています。
その際、『ミス・サイゴン』の「命をあげよう」と、『蝶々夫人』の「かわいい坊や」の2曲を歌っているのですが、これどちらも子供を思う母心の歌。
元々『ミス・サイゴン』は『蝶々夫人』を題材に作られているので、この2曲は、同じ立場の歌といってもいいでしょう。ミュージカルとオペラという別のジャンルの同じ歌…。実に面白い選曲です。

この選曲をみても、やっぱりしょうこお姉さん、子供が好きなんだなぁ~なんて思いました。
だから、あの時期に宝塚歌劇団を退団したのは、良い選択だったとしましょう。
今も楽しませてもらっているしね。

ただ…もっと歌が聴きたいです。「ぼよよん行進曲」もいいのだけれど、もっとびんびんに響き渡るような歌を……
ミュージカルのヒロインとか紅白出場とか…待ってますよ。

お忙しいでしょう。お体、お気をつけて。