桜木星子の“宝塚×MAG”

桜木星子の“宝塚×MAG”

宝塚歌劇を「知って」「好きになって」「もっと楽しんで」いただくためのMagazine

2011年01月

1月 30日

『ノバ・ボサ・ノバ』の役替り その1

先日、星組『ノバ・ボサ・ノバ』の配役が発表されました。

皆さんも想像していた通り、役替りが行われます。
夢乃聖夏さん、紅ゆずるさん、真風涼帆さんの3名で、“オーロ”“マール”“メール夫人”の3役。二番手格の“オーロ”が入っているとは、現・星組二番手の凰稀かなめさんが2月25日で宙組に組替え直後だからなのでしょう。
この役替りについては、1999年雪組版の組替えと比較してまたお話しするとして……

もう一つの、“マダムガード”の役替りに驚いた方も多いでしょうね。
スターさんや新人ならともかく、毬乃ゆいさん、花愛瑞穂さん、音花ゆりさんといったベテランの娘役さん3名による役替りとは、あまり例がありません。


話は反れますが……私が初めて『ノバ・ボサ・ノバ』を観たのは中学生の頃。安奈淳さんが“ソール”の1976年の花組版でした。
舞台の感動や衝撃と共に、配役にも驚いたものでした。

二番手の役は“オーロ”のはずなのに、花組二番手の松あきらさんは“ルーア神父”で…。
花組トップ娘役は上原まりさんなのに、ヒロインの“エストレーラ”は、男役の祐樹 叶さん(祐樹 叶さんは宝塚で退団。東京公演は美野真奈さん)。
男役の宝 純子さんが娘役をしてる…。明日香みやこさんも女役をしてる…。渋~い麻月鞠緒さんまでもが女役をしてる…。
生徒さんの顔や芸名、「二番手…三番手…」などの番手も覚えた頃の私には「?」だらけでした。
しかし再演物は、“今の○組”のために作る新作とは違うのですから、適材適所の配役をするには、多少番手に逆らうのも当たり前と言えるでしょう。
思えば『ノバ・ボサ・ノバ』では、毎回、柔軟な配役が行われていました。


しかし「柔軟な配役が行われている」=「娘役さんの分が悪い」というのを感じていました。
“シスター・マーマ”や“メール夫人”は、男役さんの役。
ブリーザも、男役さんに付く場合が多い。
娘役は、“エストレーラ”、“マダムガード”、“マダムX”、少年役の“ボーロ”、“ラービオス”ぐらいで、後はひたすら群舞。

元娘役の端くれとしては、いつも思います。「もっと娘役さんに活躍の場ぉ~!」と。
なので今回の“マダムガード”の役替りには愛を感じました。

欲を言えば、“メール夫人”も娘役さんに回してあげて欲しいわ。“ピエロ”だって、娘役さんが入ってもいいじゃない?なんてね。


さてさて「役替り」「八百屋舞台」「黒塗り」など、『ノバ・ボサ・ノバ』ではお話したいことがたくさん。それはまた後日に。



■『ノバ・ボサ・ノバ』歴代配役はこちら!
All About「宝塚ファン」もう一度観たい!再演作品【2011年】

1月 27日

タカラヅカが教えてくれたこと Vol.5

宝塚音楽学校と宝塚歌劇団で学んだアレコレは、一生の宝物。
そんなアレコレをお話します。


「舞台で勝負」

初舞台を踏んで間もない頃、東京宝塚劇場に出演中のことでした。
花組同期全員、ある期の上級生に叱られました。
叱られた理由は、新公の自主稽古のテープ出しだったと思います。
先生抜きで自主稽古をする際、最下級生が音楽のテープを担当するのですが、その時、音を出すタイミングが悪かったらしく…。
私たちなりには精一杯やっていたつもりなのですが、まだまだだったのでしょう。

上級生方の楽屋に伺い、お部屋の入り口で謝っていたら、私たちより少し上の上級生Aさんがいらっしゃいました。そして、私たちと同じく正座をし、いっしょに謝って下さいました。
そして「……でも、彼女たちは精一杯頑張っています!」と、庇って下さいました。
叱られたことより、Aさんの優しさに対し、涙があふれてきました。

その場を離れ大部屋に戻り、泣いている私たちにAさんはおっしゃいました。

「みんな、舞台で勝負しなさい。」と。

たったひと言でしたが、痛いほど伝わりました。

負けるな…
舞台に立つためにココに入ったのだから、いい舞台を務めることだけを考えなさい…
負けるな…

この公演は、Aさんにとって退団公演でした。
退団する間際、大きなものを教え残して下さいました。


どんな社会も、しっくりいかないことは多々あります。
頑張っていても認めてもらえない。
どうしても理解してもらえない。
理不尽に思うこともある。
言いたいのに言うことさえできない状況もあり。

結果、拗ねてしまったり、愚痴だらけになったり、投げやりになってしまったり、やる気をなくしてしまったり、落ち込んでしまったり、誰かのせいにしちゃったり……
よくあること。私もそう。

でもそんな時、Aさんを思い出すのです。
周りを気にせず、自分の大切なこと、信じることを、きっちりしっかりやればいい…と。

それぞれに“私の舞台”があるでしょう。
皆さんの“私の舞台”で勝負して下さいな。



余談)
1年余り前、大浦みずきさんのお別れ会で、Aさんにお会いしました。
20年ぶり? いえ、もっとですね。
同期数名で「あの時はありがとうございました」「あの時のAさん、みんなずっと覚えています」などとAさんにお話したのですが……「えぇ? 私、そんなこと言ったっけ~」と微笑むAさんは、やはり素敵な女性でした。
1月 24日

ル・サンク『タカラヅカスペシャル2010~FOREVER TAKARAZUKA~』


『タカラヅカスペシャル2010~FOREVER TAKARAZUKA~』の舞台写真。

ル・サンク タカラヅカスペシャル2010


◆表紙 轟 悠・真飛 聖・音月 桂・大空祐飛

各場面ごとやスターのアップ写真に加え、あらすじや主な登場人物の紹介も。
作品の感動が伝わる豪華な一冊。

今号は、昨年のタカラヅカスペシャルの特別編集版です。

2011年1月18日発売 価格1.000円
1月 23日

宝塚×漫画 星組『メイちゃんの執事-私(わたくし)の命に代えてお守りします-』

漫画が原作の宝塚作品をご紹介します!

現在も連載中、また2009年1月~フジテレビ系列でドラマ化された「メイちゃんの執事」が、29日より上演されます。

原作・宮城理子(集英社「マーガレット」連載中)

星組公演 バウ・ミュージカル『メイちゃんの執事-私(わたくし)の命に代えてお守りします-』


脚本・演出/児玉明子
1月29日(土)~2月8日(火) 宝塚バウホール
2月15日(火)~2月21日(月) 日本青年館大ホール

漫画が原作の作品の多くは、時代物やコスチュームプレイ。その中で、場所は日本、時代は現代の学園物は珍しいですね。
しかし、長身のイケメン執事と可愛いお嬢様がずら~っと並ぶこの作品は、まさに宝塚向き!
宝塚に新風を吹き込むことでしょう。

メイちゃんの執事◆配役
柴田理人:紅 ゆずる
東雲メイ:音波 みのり
本郷詩織(ルチア):白華 れみ
柴田剣人:美弥 るりか
忍 :真風 涼帆

本郷金太郎:汝鳥 伶
シスター・ローズ:美穂 圭子
華山リカ:音花 ゆり
木場:如月 蓮
仲本先生:南風 里名
桜庭:海 隼人
神崎:汐月 しゅう
加藤舞:妃白 ゆあ
夏目不二子:紫月 音寧
仲本夏美:若夏 あやめ
青山:芹香 斗亜
竜恩寺泉:夏樹 れい
看護婦:珠華 ゆふ
志村法子:毬愛 まゆ
根津 :漣 レイラ
医者 :翔馬 樹音
大門 :礼 真琴
麻々原みるく:紫 りら
山田多美:妃海 風
1月 21日

「宝塚GRAPH」2011年2月号

「宝塚GRAPH」2011年2月号

「宝塚GRAPH」2011年2月号


◆表紙 壮 一帆&愛音羽麗 撮影/篠山紀信

◆Another Stage 星組
◆THE COSTUME 大空祐飛・野々すみ花
◆サイドショットセレクション 宙組
◆APPROACH 明日海りお
◆ONE DAY REPORT 早霧せいな
◆フェアリーカタログ 舞羽美海
◆Especial Time~お気に召すまま~ 緒月遠麻→彩星りおん
◆ポートレート 望海風斗
◆Updraft! 真風涼帆・彩風咲奈
◆Updraft! 蒼羽りく・愛月ひかる
◆プチ・フルールIX 愛加あゆ・音波みのり・すみれ乃麗・実咲凜音
◆GRAPH特別企画 84期同期アンケート
◆トークDX 大空祐飛×蘭寿とむ×北翔海莉
◆波瀾爆笑!?我が人生 大湖せしる イラスト・潤色/ますっく
◆虹色Dandy 真飛 聖 イラスト・文/芦沢仁
◆アーサーと円卓の90期 香綾しずる イラスト・文/煌雅あさひ
◆MY FIRST... 涼 紫央・彩那 音・龍 真咲・蓮城まこと
◆篠山話に花が咲く

◆ステージポスター 野々すみ花
◆GRAPHスペシャルピンナップ 霧矢大夢

◆ステージ写真
・花組バウホール公演『CODE HERO/コード・ヒーロー』
・宙組新人公演『誰がために鐘は鳴る』

2011年1月20日発売 価格700円
1月 19日

映画版『THE SCARLET PIMPERNEL』全国ロードショー!!

昨年10月に先行上映された映画版『THE SCARLET PIMPERNEL』の全国ロードショーが始まりました。

『THE SCARLET PIMPERNEL』『THE SCARLET PIMPERNEL』は2008年に星組、安蘭けい主演にて初演されました。
フランク・ワイルドホーン氏による素晴らしい楽曲をはじめ一瞬たりとも飽きさせない演出、そして出演者たちの熱演の成果は、第16回読売演劇大賞優秀作品賞、第34回菊田一夫演劇大賞を受賞しました。

そして2010年4月~7月には、月組、霧矢大夢と蒼乃夕妃の新トップコンビのお披露目公演として再演され、これもまた大好評を博しました。

舞台での上演より約半年。この1月15日より、タカラヅカ レビューシネマ第3弾として『THE SCARLET PIMPERNEL』が全国のTOHOシネマズ系映画館ほかで公開されています。

チケットは、お一人2.500円。そして“誘っておトクな、愛と友情のペア割”なんていうペア券4.000円も発売されています。
チケット発売方法は各映画館によって異なります。各映画館もしくは映画版『THE SCARLET PIMPERNEL』公式サイトご覧下さい。


■上映館
『THE SCARLET PIMPERNEL』霧矢大夢1月15日~
(北海道) 恵庭・東宝シネマ8
(宮城) MOVIX仙台
(東京) お台場シネマメディアージュ
(東京) TOHOシネマズ 西新井
(神奈川) TOHOシネマズ ららぽーと横浜
(神奈川) TOHOシネマズ 川崎
(千葉) TOHOシネマズ 八千代緑が丘
(群馬) MOVIX伊勢崎
(栃木) TOHOシネマズ 宇都宮
(静岡) TOHOシネマズ サンストリート浜北
(愛知) TOHOシネマズ 名古屋ベイシティ
(富山) TOHOシネマズ ファボーレ富山
(兵庫) TOHOシネマズ 西宮OS
(岡山) TOHOシネマズ 岡南
(福岡) TOHOシネマズ トリアス久山

1月22日~
(北海道) ワーナー・マイカル・シネマズ江別
(岩手) ワーナー・マイカル・シネマズ北上
(福島) ワーナー・マイカル・シネマズ福島
(東京) ワーナー・マイカル・シネマズ 板橋
(神奈川) ワーナー・マイカル・シネマズ 新百合ヶ丘
(神奈川) ワーナー・マイカル・シネマズつきみ野
(千葉) ワーナー・マイカル・シネマズユーカリが丘
(千葉) ワーナー・マイカル・シネマズ市川妙典
(埼玉) ワーナー・マイカル・シネマズ 大井
(茨城) ワーナー・マイカル・シネマズ 守谷
(新潟) ワーナー・マイカル・シネマズ 新潟南
(岐阜) ワーナー・マイカル・シネマズ各務原
(三重) ワーナー・マイカル・シネマズ津
(大阪) ワーナー・マイカル・シネマズりんくう泉南
(奈良) ワーナー・マイカル・シネマズ西大和
(滋賀) ワーナー・マイカル・シネマズ近江八幡


お子様から大人まで楽しめる、夢と浪漫あふれる宝塚らしい華やかなコスチュームプレイ。
ぜひ、映画館で、宝塚歌劇をお楽しみ下さい。
1月 17日

若手のチャンスの場 新人公演

本公演期間中に、新人公演というものがあります。
新人公演(以下、新公)とは、研7(入団して7年)以下の若手だけで、本公演と同じ作品を上演する公演で、1958年『花の饗宴』より続いています。
この新公は、1ヵ月の本公演の間にたったの1回だけです。
二本立ての場合は通常、お芝居が新公となりますが、まれにショー作品が新公となる場合もあります。

本公演の人数、約80名。それが研7以下だと50名。
俄然、出番も増えますし、初舞台間もない下級生にも役がつきます。
台詞、ダンス、歌……。本公演ではまだまだ与えられないポジションを与えられます。
スターさんが演じる役、ベテランの専科の生徒さんが演じる役など、大役もあります。

主役を演じるのはその作品ごとに違います。学年も決まってはいませんが、その多くは研6や研7あたり。
しかし過去には天海祐希さんが、研1で新公主役(『ミー・アンド・マイガール』ビル役)という異例の抜擢もありました。

演出は、これも若手の演出家が担当します。なので本公演とは弱冠違う場合もありますが、他、台本やセット、衣装や音楽など、本公演とすべて同じ。
また若手だけの公演と言えども、チケット代を頂戴してでの公演です。

新公の全体的のレベルは、そりゃ本公演に比べれば幼いのは当たり前。
しかし中には、本役に負けず劣らずいい演技をする生徒もいれば、新公をきっかけにスターダムにのし上がる生徒も大勢います。
つまり新人公演での成果は、今後の配役を決める上での目安となり、将来トップスターになる素質を持った生徒を見出すきっかけともなるのです。
だからこそ生徒たちは、本公演という本番の舞台に毎日立ちながらも、その開演前や終演後に猛稽古をします。

ファンにとって新公はどんな存在なのでしょう?
未来のスターを発掘したり、新公をきっかけに誰かのファンになったり。
若手のファンにとっては、応援している生徒の活躍する姿を観れるうれしい公演でしょうね。

近日の新人公演
・1月18日 宝塚大劇場 雪組『ロミオとジュリエット』
・1月20日 東京宝塚劇場 宙組『誰がために鐘は鳴る』
(*両方ともチケットは売り切れています)
1月 13日

ペアならお得!「タカラヅカ・母の日スペシャル」 

今年も5月8日(日)宝塚大劇場にて「タカラヅカ・母の日スペシャル」が開催されます。
そしてそのチケット先行抽選販売が1月14(金)12:00より始まります。

「タカラヅカ・母の日スペシャル」とは、宝塚の舞台をより身近に感じていただくための特別イベント。
観劇後には、トップスターの舞台挨拶などもあります。

チケットはペアで販売されます。
“ペア”“母の日”……? でもペアの組み合わせは自由。
お友達同士でも構いません。

そして1ペアにつき、プログラム1冊とお土産も付いています。

料金は(ペアで税込)SS席22,000円、S席16,000円 A席11,000円、B席7,000円。
これは通常の2枚分の料金なので、プログラムやお土産分、お得です。


柚希礼音今年の「タカラヅカ・母の日スペシャル」星組公演となっています。

日時 5月8日(日) 15:00公演
場所 宝塚大劇場

星組公演 
■ミュージカル・ショー『ノバ・ボサ・ノバ』-盗まれたカルナバル-
■ロマンティック・ミュージカル『めぐり会いは再び』-My only shinin’ star-
~マリヴォー作「愛と偶然との戯れ」より~

主な出演者 柚希礼音・夢咲ねね

宝塚ファン同士で、または宝塚をご存じないお友達やご家族を誘ってみては如何ですか?


チケット申し込みは下記の「特別抽選サイトはこちら」へ
宝塚大劇場「タカラヅカ・母の日スペシャル」開催について


All About「宝塚ファン」もう一度観たい!再演作品【2011年】
星組 ミュージカル・ショー『ノバ・ボサ・ノバ』-盗まれたカルナバル-
1月 11日

元タカラジェンヌが出演の1月期のドラマ

元タカラジェンヌがレギュラー出演する2011年1月期のドラマをご紹介します。


■檀 れい

「美しい隣人」

火曜日 22:00~ フジテレビ

だんちゃん、民放連ドラ初出演!
仲間由紀恵さんとW主演という感じのようですね。
それにしても……美しすぎるって……怖いっ!

今日からスタートですよ!



■真矢みき


「告発~国選弁護人」

木曜日 21:00~ テレビ朝日

田村正和さんの義妹・田中純子役。
カッコイイ女がお似合いのみきさんですが、私は、しっとりした女性を演じるみきさんも好き。
星組・音花ゆりさんの妹さんの相武紗季さんが、みきさんの姪の役で出演。

13日スタートです。



■紺野まひる

「外交官 黒田康作」

木曜日 22:00~(初回は21:00~) フジテレビ

「てるてる家族」の春子ちゃんが遠い昔のように感じます。まひるちゃんも、妻の役がお似合い。
今回は、香川照之さんの妻・霜村倫世役。
宝塚つながりを言わせていただければ、香川照之さんのお母様は、元雪組トップ娘役の浜木綿子さん。

こちらも13日スタートです。



■白羽ゆり

「冬のサクラ」

日曜日 21:00~ TBS

となみちゃんも、連ドラ初レギュラー。
白石理恵役ということですが、どんな役かはわかりません。楽しみにしましょう。

16日スタートです。




他にも単発出演などあります。
随時、こちらでご紹介しています。

■All About「宝塚ファン」
タカラヅカ【2011年1月のTV番組】
1月 9日

観劇チケット付!! 石井啓夫氏講座

産経新聞社さんより告知です。

産経新聞社では「NEWSカレッジ」という特別講座を開催しています。
そこで1月22日、カルチャー系の講座「宝塚歌劇100年へ向けて~スターの変遷とともに」を開催します。
講師は産経新聞OBで宝塚歌劇に詳しい演劇コラムニストの石井啓夫さんです。
また、今回は特別に、歴代スターが勢ぞろいする人気公演『DREAM TRAIL』の観劇チケット付きの講座もご用意しました。


講座  1月22日(土)13:00~14:30
会場  大手町・東京サンケイビル内「産経新聞社本会議室」

観劇日 1月27日(木)18:30~ 
劇場  青山劇場

受講料 観劇チケット(S席)付 14,000円  講座のみ 4,000円(いづれも税込)

定員  60名(観劇チケット付30名、講座のみ30名)

詳細、お申し込みはこちらより
http://www.newscollege.jp/top/course_c/c010.php



『DREAM TRAIL』出演者

鳳蘭/安奈淳/杜けあき/麻路さき/春野寿美礼
初風諄/風花舞/大鳥れい

出雲綾/未来優希/朝澄けい/舞城のどか/大真みらん/南海まり/彩海早矢/真波そら/瑠音舞佳/大月さゆ

■宝塚歌劇団
涼 紫央/逢月あかり/真衣ひなの/綺咲愛里/五條まりな

■スペシャルゲスト
紫苑ゆう/稔幸/姿月あさと/湖月わたる/朝海ひかる
*ゲストメンバーは公演日時によって変わります。
1月 7日

2011年 公演ラインアップ 花組・宙組 本公演

花組と宙組のラインアップが発表されました。

■宙組

宝塚グランドロマン『美しき生涯』-石田三成 永遠(とわ)の愛と義-

作/大石 静 演出/石田昌也

レヴュー・ロマン『ルナロッサ』-夜に惑う旅人-
作・演出/稲葉太地

宝塚大劇場 5月20日(金)~6月20日(月)
東京宝塚劇場 7月8日(金)~8月7日(日)

主演 大空祐飛・野々すみ花

愛と青春の宝塚~恋よりも生命よりも~通常、宝塚歌劇は、座付きの脚本家兼演出家の作品が主なので、外部の脚本家の作品の上演とは、非常に珍しいことです。
しかし大石 静さんと言えば「愛と青春の宝塚」をお書きになった、宝塚にも非常に造詣のある方。
どんな本を書いてくださるか楽しみです。

レビューは、昨年、雪組『Carnevale 睡夢』で大劇場デビューをした稲葉太地氏です。


■花組

ミュージカル『ファントム』


宝塚大劇場 6月24日(金)~7月25日(月)
東京宝塚劇場 8月12日(金)~9月11日(日)

PHANTOM
Book by Arthur Kopit
Music and Lyrics by Maury Yeston
Based on the novel by Gaston Leroux
“PHANTOM is presented through special arrangement with Music Theatre International (MTI),
421 West 54th Street, New York, New York 10019 – tel.: (212) 541-4684, www.mtishows.com”
脚本/アーサー・コピット 作詞・作曲/モーリー・イェストン
潤色・演出/中村一徳  翻訳/青鹿宏二

主演 蘭寿とむ・蘭乃はな

2004年に宙組・和央ようか主演により初演。そして2006年には花組、春野寿美礼主演にて再演。
今回は、花組次期トップスター、蘭寿とむのお披露目公演となります。


過去の配役

          2004年宙組  2006年花組
ファントム     和央ようか  春野寿美礼
クリスティーヌ   花總まり   桜乃彩音
キャリエール   樹里咲穂   彩吹真央
シャンドン伯爵  安蘭けい   真飛聖
アラン・ショレ   鈴鹿 照    夏美よう
カルロッタ     出雲 綾    出雲 綾
セルジョ     初嶺麿代    愛音羽麗
ソレリ       彩乃かなみ   華城季帆
リシャール    遼河はるひ   未涼亜希
ラシュナル    悠未ひろ    桐生園加
ベラドーヴァ   音乃いづみ   花咲りりか
メグ・ドリーヌ   花影アリス   華耀きらり
幼い頃のエリック 和音美桜   野々すみ花
1月 6日

「歌劇」2011年1月号

「歌劇」2011年1月号

「歌劇」2011年1月号


◆表紙 音月 桂

・新春スターカラーポート
 真飛 聖・夢咲ねね・大空祐飛・野々すみ花・霧矢大夢・ 蒼乃夕妃・柚希礼音・蘭乃はな・音月 桂・轟 悠・壮 一帆・ 蘭寿とむ・凰稀かなめ・龍 真咲・早霧せいな・明日海りお・ 涼 紫央・愛音羽麗・北翔海莉・悠未ひろ・未涼亜希・桐生園加・ 華形ひかる・青樹 泉・真野すがた・彩那 音・夢乃聖夏・ 十輝いりす・緒月遠麻・朝夏まなと・紅ゆずる・凪七瑠海

・雪組新トップ・音月 桂特集
・TAKARAZUKAニュース
・CALENDAR 真飛 聖

STAGE PHOTO
・『誰がために鐘は鳴る』(宙組宝塚大劇場公演)
・『CODE HERO/コード・ヒーロー』(花組宝塚バウホール公演)
・『メランコリック・ジゴロ』『ラブ・シンフォニー』(花組全国ツアー公演)

SPECIAL
・扉〈春日野八千代〉
・新たなる年の初めに寄せて…
・ありがとう 宝塚! 星原美沙緒
・退団ご挨拶 千鈴まゆ・風海恵斗

えと文
・「蘭乃書きます」蘭乃はな
・「あおのゆきんこ」蒼乃夕妃
・「雪組戦場カメラマン早霧せいなです」早霧せいな
・「ホワイト・ジャック 危険な賭け」白華れみ
・「リボンの騎士 記事」凪七瑠海

楽屋日記
・『誰がために鐘は鳴る』(宙組宝塚大劇場公演) 花里まな・天輝トニカ・愛白もあ・美月 悠
・『宝塚花の踊り絵巻』『愛と青春の旅だち』(星組東京宝塚劇場公演) 天寿光希・若夏あやめ
・『CODE HERO/コード・ヒーロー』(花組宝塚バウホール公演) 菜那くらら・和海しょう
・『メランコリック・ジゴロ』『ラブ・シンフォニー』(花組全国ツアー公演)月野姫花

2011年1月5日発売 価格700円
1月 4日

2011年の宝塚、どう来る?

2011年が始まりました。
創立97周年を迎えた宝塚歌劇団、今年はどんな一年になるのでしょうか…?
と言っても……今年の作品ラインナップも半分も発表されていないので、まだまだ予想がつきませんが、現在わかっている大きな話題は……

まずは、昨年、雪組トップスターに就任した音月 桂の本公演お披露目からスタートします。
演目は、昨年星組で初演され好評だった『ロミオとジュリエット』。
宝塚大劇場は現在上演中(1月31日(月)まで)、東京宝塚劇場は2月17日(木)~3月20日(日)です。

花舞~Hanamai~真飛聖そして、花組トップスター・真飛 聖が『愛のプレリュード』『Le Paradis!!』-聖なる時間- にて退団します。
2007年、『メランコリック・ジゴロ』『ラブ・シンフォニーII』(中日劇場)より、春野寿美礼さんの後任として花組トップスターになった真飛 聖。『太王四神記』や『虞美人』などの大作も務めてきました。
どんな有終の美を飾ってくれることか……楽しみでもあり……やはり淋しいですね…。
2月4日(金)~3月7日(月)は宝塚大劇場、3月25日(金)~4月24日(日)は東京宝塚劇場にて上演。

その真飛 聖の後任には、現在は宙組ですが、元花組っ子の蘭寿とむが就任します。

再演作品にも、魅力的な作品が並びました。
何と言っても星組『ノバ・ボサ・ノバ』-盗まれたカルナバル-。
ショーの神様と呼ばれた鴨川清作先生の大ヒット作です。今年は鴨川先生がお亡くなりになり35年目だとか。
素晴らしい作品は、どんなに月日がたっても色褪せることはありませんね。

同じく星組にて『愛するには短すぎる』とレビュー『ル・ポァゾン 愛の媚薬II』。
宙組にて『ヴァレンチノ』。
雪組にて『黒い瞳』。

もう一度観たい!再演作品【2011年】

2011年宝塚歌劇公演スケジュール

残る作品も楽しみ。まだ発表になっていない作品も待ち遠しいですね。


100周年までわずか3年。
100周年に向け、更なる飛躍の一年となることでしょう。

本年も、宝塚歌劇とタカラジェンヌへの、熱く温かい応援をよろしくお願いいたします。

1月 1日

2011年1月の宝塚歌劇公演ラインナップ

2011年1月の宝塚歌劇公演ラインナップ

■雪組
ミュージカル 『ロミオとジュリエット』


1月1日(土)~1月31日(月) 宝塚大劇場

原作/ウィリアム・シェイクスピア 作/ジェラール・プレスギュルヴィック
潤色・演出/小池修一郎

●主な配役

ロミオ/音月 桂
ジュリエット/舞羽 美海・夢華 あみ(Wキャスト)

キャピュレット卿 /一樹 千尋 (専科)
モンタギュー卿/飛鳥 裕
モンタギュー夫人/麻樹 ゆめみ
ベンヴォーリオ/未涼 亜希
ロレンス神父/奏乃 はると
パリス/彩那 音
ティボルト/緒月 遠麻
マーキューシオ/早霧 せいな
キャピュレット夫人/晴華 みどり
乳母/沙央 くらま
ヴェローナ大公/大凪 真生
愛/大湖 せしる
ピーター/詩風 翠
ジョン/央雅 光希
死/彩風 咲奈

『ロミオとジュリエット』公演特設サイト


■宙組
ミュージカル 『誰がために鐘は鳴る』


1月1日(土)~1月30日(日) 東京宝塚劇場

原作/アーネスト・ヘミングウェイ
脚本/柴田侑宏  
演出/木村信司

●主な配役

ロバート・ジョーダン/大空 祐飛
マリア/野々 すみ花
アグスティン/蘭寿 とむ

ピラール/京 三紗
パブロ/星原 美沙緒
ゴルツ将軍/寿 つかさ
サラ/鈴奈 沙也
メリーナ/美風 舞良
デュバル参謀長/天羽 珠紀
ラファエル/悠未 ひろ
アンセルモ/珠洲 春希
アンドレス/北翔 海莉
エル・ソルド/風莉 じん
プリミティボ/十輝 いりす
マチルダ/大海 亜呼
エラディオ/春風 弥里
フェルナンド/鳳翔 大
町長夫人/花露 すみか
タマラ/綾音 らいら
イグナシオ/蓮水 ゆうや
ホアキン/凪七 瑠海
ローサ/純矢 ちとせ
マルタ/妃宮 さくら
ドロレス/愛花 ちさき
ルピーノ/海 ひろき
指揮官/雅 桜歌
ディエゴ/鳳樹 いち
リタ/美影 凜
ロジータ/花音 舞
ナタリア/琴羽 桜子
ベラ/千鈴 まゆ
町長/風羽 玲亜
フリオ/光海 舞人
ファニータ/藤咲 えり
ホセ/澄輝 さやと
ルチア/すみれ乃 麗
パコ/星吹 彩翔

誰がために鐘は鳴る』公演特設サイト


■月組
ダンス・パフォーマンス 『Dancing Heroes』


1月8日(土)~1月18日(火) 宝塚バウホール

作・演出/三木章雄

●出演者
桐生 園加
美夢 ひまり/萌花 ゆりあ/宇月 颯/玲実 くれあ/瑞羽 奏都/白雪 さち花/貴千 碧/咲希 あかね/千海華蘭/煌月 爽矢/真凜 カンナ/星輝 つばさ/紗那 ゆずは/愛風 ゆめ/天翔 りいら/愛希 れいか/叶羽 時


■月組
ミュージカル 『STUDIO 54(スタジオ フィフティフォー)』


1月14日(金)~1月21日(金) 日本青年館

作・演出/齋藤吉正

●主な配役

ホーリー・アシュレイ/霧矢 大夢
ジゼル・モーガン/蒼乃 夕妃
Z-BOY(ザック)/明日海 りお

スティーヴ・ルベル/越乃 リュウ
シスター・パメラ/花瀬 みずか
ボリス・アシュレイ/研 ルイス
バド・ブーン/青樹 泉
ラングレー・マイヤー/星条 海斗
ルーシー・アネット/憧花 ゆりの
フランク・ドノバン/光月 るう
アンナ・マリー/夏月 都
ライト・ホープ/沢希 理寿
ハリー・レオン/響 れおな
リア・マイヤー/彩星りおん
ドクター・サム/海桐 望
ニール・クラフト/紫門 ゆりや
ラリー・スミス/貴澄 隼人
ピート・ムーン/鳳月 杏
マリア・クール/真愛 涼歌
アニタ・ウォーター/風凛 水花
ジェイミー・マーチン/花陽 みら
ビリー・キャッスル/輝城 みつる
少女リー/都月 みあ
ダグラス・マーチン/珠城 りょう
シェリー・オーキッド/香咲 蘭
アベル・サニーサイド/晴音 アキ
レイズ・シャイニー/輝月 ゆうま
少年アンドレス/早桃 さつき
ホーリー(少年)/夢奈 瑠音
ベッキー・ヤング/咲妃 みゆ


■星組
バウ・ミュージカル 『メイちゃんの執事-私の命に代えてお守りいたします-』


1月29日(土)~2月8日(火) 宝塚バウホール

原作:宮城理子(集英社「マーガレット」連載中)
脚本・演出/児玉明子

柴田 理人/紅 ゆずる
東雲 メイ/音波 みのり
本郷 詩織(ルチア)/白華 れみ
柴田 剣人/美弥 るりか
忍/真風 涼帆

本郷 金太郎/汝鳥 伶
シスター・ローズ/美穂 圭子
華山 リカ/音花 ゆり
木場/如月 蓮
仲本先生/南風 里名
桜庭/海 隼人
神崎/汐月 しゅう
加藤 舞/妃白 ゆあ
夏目 不二子/紫月 音寧
仲本 夏美/若夏 あやめ
青山/芹香 斗亜
竜恩寺 泉/夏樹 れい
看護婦/珠華 ゆふ
志村 法子/毬愛 まゆ
根津/漣 レイラ
医者/翔馬 樹音
大門/礼 真琴
麻々原 みるく/紫 りら
山田 多美/妃海 風

プロフィール

桜木星子

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