桜木星子の“宝塚×MAG”

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宝塚歌劇を「知って」「好きになって」「もっと楽しんで」いただくためのMagazine

2010年07月

7月 31日

宝塚歌劇検定公式問題集[第1回]

宝塚歌劇検定公式問題集[第1回]


宝塚歌劇検定公式問題集[第1回]


2010年3月に行われた「第1回宝塚歌劇検定」2級・3級。
その全問題120問が、とても詳しく丁寧に解説されています。
また第2回の想定問題(1級・2級・3級)も合わせて収録。

カラー写真満載で、頁をめくるだけでも楽しい、「宝塚歌劇検定委員会」編集、「宝塚歌劇団」監修による、唯一の問題集です。


2010年7月30日発売 価格880円

7月 30日

観劇感想を書かないわけ

『EXCITER!!』のブログパーツを貼りました。
すべての公演のブログパーツがあればいいのに…。でもそれだと、ブログパーツだらけになっちゃうか…



さて――
これまでに何度も言っていただきました。「観劇感想、書いて下さい」と。
いえ……それだけはどうしても…。

舞台、それに限らず芸術に対しての感想なんてものは、千差万別。
どう感じたか……結局のところ好みです。

そして舞台はナマモノ。
同じものは2回としてありません。
本公演なら約45回公演中の、その中のたった1回を観ただけで、あ~だこ~だ言うのは……私にはできないなぁ…


いえいえ、皆さんはいいのですよ。
ただ私は、一応元生徒だったり、宝塚のガイドをしている身だから、私の感想によって皆さんの気持ちが動いてしまったり、まだ観劇していない人に妙な先入観を与えてしまっては申し訳ないと。
それに、プロの演劇評論家や芸能記者の方々ように、色んな舞台を観ているわけでもありませんしね。



昨日よりも今日はさらにいい舞台を――

生徒さんたちは1回1回大切に演じています。
たとえ演出家がOK出しても、お客様がどんなに感動し割れるような拍手をして下さっても「まだ違う…」「明日はこうしたい」「もっとできる!」とね。

その気持ちがわかるから余計、良くも悪くもたった1回で評価したくないのです。



とは言っても、観劇すればもちろん色々なことを感じるわけです。
「この人、好き!」「うわぁ~すごい進歩!」「う~ん……方向違い?」「○○先生、それは勘弁……」

なので時にはゆる~くつぶやかせていただきますわ(つぶやけるものだけですが…)。


というわけで……
大階段での3組のデュエットダンス、やっぱり好きだわ~

7月 26日

雪組トップスター・水 夏希、宝塚大劇場とさよなら…

本日の宝塚大劇場公演『ロジェ』『ロックオン!』千秋楽にて、雪組トップスター・水 夏希さんが、宝塚大劇場の舞台を卒業しました。

本公演終演後、水 夏希サヨナラショーが行われました。

バウ初主演を務めた1999年『ロミオとジュリエット'99』より「世紀末の詩」「愛のテーマ」、トップお披露目作品『エリザベート―愛と死の輪舞―』より「最後のダンス」「愛と死のロンド」、そして思い出の作品『ロシアンブルー』『カラマーゾフの兄弟』『ソロモンの指輪』『マリポーサの花』『Rio de Bravo』『カルネヴァーレ睡夢』などを歌い踊り、水 夏希の歴史を綴りました。

そして黒燕尾姿で、大劇場最後の階段を降り挨拶をしました。

また相手役、愛原実花さんをはじめ8名の退団者も、宝塚大劇場を卒業しました。

この後、8月13日(金)~9月12日(日)同作品が東京宝塚劇場で上演され、それが男役としての、トップスターとしての水 夏希のラストの公演となります。

MIZU Natsuki Single Collection


募集!水 夏希・愛原実花のあなたの一票!
締切りは7月28日(水)です!

■All About「宝塚ファン」
水 夏希さん、退団発表!

7月 23日

次期、雪組トップ娘役について

雪組現トップ娘役・愛原実花さんが退団後の次期トップ娘役について「固定的なトップ娘役は当面の間設けず、公演ごとに柔軟な配役を行って参ります。」と宝塚歌劇団は発表しました。

次期トップスター・音月 桂さんの相手役は、当面、設けないということです。


似た形態で記憶に新しいのが、元月組トップスター・瀬奈じゅんさんの場合。
相手役・彩乃かなみさん退団後、約1年半の間、固定の相手役は設けず、城咲あいさん、羽桜しずくさん、宙組男役の凪七瑠海さんらが相手役を務めました。
今回は、本来ならばトップコンビお披露目のはずが、トップ娘役は不在という異例の状況です。


すでに公表されている以下の作品の相手役は、その作品ごとに合う相手役を設定。

◆音月 桂主演『はじめて愛した』
 相手役・愛加あゆ

◆轟 悠主演ミュージカル『オネーギン Evgeny Onegin -あるダンディの肖像-』
 相手役・舞羽美海

◆音月 桂主演ミュージカル『ロミオとジュリエット』
 相手役・舞羽美海・夢華あみ(Wキャスト)

となっております。

この3名の中から、正式な雪組トップ娘役が決まるかもしれませんね。

7月 23日

組替え発表

現在【花組】の未涼亜希さんが、2010年10月18日付で雪組へ組替えと発表されました。


◆今後の出演予定

●花組『麗しのサブリナ』『EXCITER!!』
 7月30日~8月30日宝塚大劇場
 9月17日~10月17日 東京宝塚劇場

●雪組『ロミオとジュリエット』
 1月 1日~1月31日 宝塚大劇場
 2月17日~3月20日 東京宝塚劇場


1999年よりずっと花組で過ごしたわけですから、組替えは淋しいでしょうね…
でも、次期雪組トップ・音月 桂さんとは同期。その音月 桂さんのトップお披露目公演(本公演)より雪組生として出演します。
雪組ファンの方々にも愛されることでしょう。


もしももしも「お好きな生徒のボイス入り目覚まし時計」なんてものがあったら、私は迷わず「未涼亜希さん!」をチョイスします。
まっつさん、いい声です。

7月 20日

「宝塚GRAPH」2010年8月号

「宝塚GRAPH」2010年8月号

「宝塚GRAPH」2010年8月号

◆表紙 北翔海莉・夢咲ねね

THE FIVE SENSES 柚希礼音
ステージポスター 霧矢大夢
スペシャルピンナップ 蘭寿とむ 他
THE COSTUME 大空祐飛・野々すみ花

●ステージ写真
・宙組宝塚大劇場公演『TRAFALGAR』『ファンキー・サンシャイン』
・轟 悠ディナーショー「ヴァンサンカン-Happily Ever After-」
・涼 紫央ディナーショー「Profile-プロフィール-」
・宙組新人公演『TRAFALGAR』


2010年7月20日発売 価格700円

7月 19日

羽根 その2

宝塚の舞台に羽根が登場したのはいつからなのか…?
正確な時期は知りません。ごめんなさい。
1970年代頃からでしょうか…?。

ただしもちろん、今のように豪華ではありません。
また、フィナーレでは背負わず、他の場面で付けていたり。
トップさん以外の生徒が背負っていたり。

私が在団中も作品によっては、トップさんでさえ羽根なしの場合がよくありました。
タキシードや燕尾のみのトップさんも、シンプルでいいものでした。
「フィナーレで羽根を背負う」のが恒例となったのは、1990年代に入ってからでしょう。

安奈淳さんと近しい方からお聞きした話ですが…
「羽根、重いから、私の羽根を抜いて下級生に回して…」とおっしゃったそうな。
なんともオトミさんらしい…


今ほど豪華でなかったけれども、トップさんの羽根のオーラは凄いものでした。
暗い舞台袖の高い場所に掛けてありましたが、そこから光が射しているような。
そばへ寄ると、クシャミが出ちゃいそうなくらいフワフワで…

舞台上では尚のこと、トップさんの羽根を感じました。

Wトリオをしていると、銀橋へ行くまたは本舞台へ帰るトップさんの羽根からの風を、背中にふわぁ~っと感じます。
トップさんが後ろを通る時は、通りやすいように若干マイクに近づいたりして…。

本舞台と花道の付け根辺りの位置にいる場合も。
この場合は自分の口紅が怖い…白い羽根が赤くなったら申し訳ない…
だから、若干後ろに下がったりして…。

それでも、体に触れる時があります。
くすぐったい。でも、なぜかとってもうれしい。

幕が降りると、お手伝いしている下級生がトップさんに駆け寄ってシャンシャンを受け取り、衣装部さんが走ってきて羽根を脱がせ……

トップさんは、みんなの愛で羽ばたいているのね。

7月 18日

羽根 その1

私たちの普段の生活の中で「羽根」なるものと接することはあまりありません。せいぜい羽根布団? 和服の際の飾り? 赤い羽根募金?

非現実的ワールド宝塚では、羽根が大活躍。

髪飾りや羽根扇、そしてフィナーレの時の衣装に付いている羽根。
ファンの方が「羽根!」と呼ぶのは、この羽根のことです。
中でも、トップスターの羽根が1番有名。

トップさんの羽根の重さは、約10キロ。
……10キロ……よ。
2歳ぐらいの子供をおんぶしている…。お米10キロを背負っている…と思っていただければ。

でも、子供をおんぶしたまま、階段26段を、シャンシャンを手に、なるべく下を見ずに降りることはありません…
お米10キロ背負い、ヒールの高いブーツを履いて、銀橋を笑顔で悠々と歩きはしません…

トップスターお披露目公演の時、トップさんはこう言います。
「トップスターの重責を、羽根の重みで感じる」と。

そう。10キロの重たい羽根を背負うトップさんは、多くのモノを背負っているわけです。
宝塚歌劇団のトップスターとしての責任。観客の期待。組子らの尊敬や信頼の気持ち。
重いよね……

でもそれが、拍手や笑顔や感動の涙となって返ってくるのだから。
あの10キロは、幸せの重みでしょう。


さて、羽根はどのようになっているのか…?
昔は、ランドセルのように両肩に掛けるという形でしたが、それだと見た目が美しくない…。
なので現在のは、ワイヤーを使って衣装にくっ付いています。

羽根自体の種類は、オーストリッチ、キンケイ、ギンケイなど。
色もデザインも、その作品、そのトップさんに合わせた完全オリジナル。

こんなものを背負ってしまう生徒さんは凄いけれど、こんなものを作ってしまう宝塚のお衣装部さんも、ホント、凄いわ。


羽根の大きさが、その組の生徒のポジションをあらわしているようなもの。
トップスター、トップ娘役、二番手、三番手、四番手……と、小さくなってゆきます。
全員が背負うわけではなく、下級生は背負わなかったり、一本立ての作品の場合はトップさんだけだったり。

応援していた生徒さんの羽根が大きくなったら、ファンの方はうれしいでしょうね。
「いつか、あの1番大きな羽根を……」みんなそう願うものです。


では、続きはまた明日。

7月 16日

寺田瀧雄先生

All About「宝塚ファン」で『“宝塚のモーツァルト”~寺田瀧雄の世界 』を書きました。
書きながら思いました。「私が寺田先生についてモノ申しているなんて、100年早いわ…」と。

ファン時代。
どこか物悲しく切なく感じた「夢人」が大好きでした。詩もきれいだった…

子供心にも「アマール・アマール」の、どーにかなっちゃいそうな甘さにドキドキしました。

「愛の宝石」「紫に匂う花」「瞳の中の宝石」……みんな綺麗。

『ベルサイユのばら』の数々の中では「心の人オスカル」が好き。うっ……アンドレぇ……

当時3歳だった従兄弟が、「パレード・タカラヅカ」のLP版を聴き、サビの部分を「ぱ~れへ~どぉ~」と歌っていたっけ。3歳児にも楽しめる歌だったわ。

「彷徨のレクイエム」は……いーちゃんの“くぅ~”がツボ! 


そして宝塚音楽学校時代。
そこで初めて、偉大なる寺田瀧雄先生を間近で拝謁(?)することに。寺田先生の「ポピュラー」の授業です。
「あの寺田先生に教えていただける!」……うれしい反面かなり緊張しているわけですが、神と崇めたい寺田先生とは信じられないほど、気さくで温和でユーモアのある先生で…。威圧感など皆無。

またお話がお好きで。今手がけている作品の稽古のお話なんぞを毎回して下さるわけです。憧れのスターさんのお名前がポンポン出てきて楽しかった…。でも私は密かに思っていました。先生…授業よりおしゃべりのほうが長い…と。

当時の文化祭では4部のショーに毎年恒例「寺田瀧雄メドレー」がありました。私は恐れ多くも「白い花がほほえむ」を歌わせていただきました。大劇場で初めてのソロ。そしてそれが……最後のソロになるとは。


やがて花組時代。
たくさんの作品、特に植田先生や柴田先生、草野先生の作品で、寺田先生の曲に接することができました。
どの曲も好きですが、あえて挙げるとするなら……

・「琥珀色の雨にぬれて」~『琥珀色の雨にぬれて』
数年前に再演されたのでご存知の方も多いでしょう。
品があって本当にキレイな曲。とろけちゃいそうに素敵です。
「セ・ラ・ヴィ」も好き。
作品と共に大好きです。

・「ある愛の伝説」~『オペラ・トロピカル』
このショー自体が伝説だわね。
草野先生の大人な歌詞、喜多先生の情熱的な振り、そしてミッキーさん(順みつき様)! これぞ相乗効果って感じ。
客席から聴きたかった……。まっっくんばぁ~!

・「夜明けの序曲」~『夜明けの序曲』
タイトルと歌詞にぴったりな、大~きな温かなメロディーでした。
この歌には思い出がね…

モサクさん(平みちさん)がカゲソロ、そのカゲコーラスを、研1同期全員でしていました。
今は立派なカゲコーラスボックスですが、当時は舞台下手花道に沿った場所にある、小さな小さな部屋でした。灯りが客席にもれてしまうため、中は真っ暗。
前のマイクでモサクさんが歌い、私たちはその後ろに並んで歌う…。すべてに緊張していた初組子作品。コーラスを毎回テープに録音し、後でみんなで聴き、奈落で稽古したり…。
そして大劇場公演千秋楽の回。終演後、テープを聴いて、みんなで号泣。
モサクさんの優しい声で「みんなありがとう。東京も元気で頑張って下さい」と入ってあったのです。
確か東南アジア公演に出演のため、モサクさんは大劇場のみでした。歌われる直前に、私たちのテープレコーダーにこっそりメッセージを入れて下さったわけ。

なので「夜明けの序曲」と聞くと、モサクさんの優しさと、カゲコーラスと、同期でびぃ~びぃ~うれし泣きした思い出が。

さて皆さんは、どの寺田メロディーがお好きですか? どんな思い出があるのかな?

7月 12日

つかこうへいさん、安らかに…

7月10日、つかこうへいさんがお亡くなりになりました。
肺ガンであることを公表なさってから約半年。
62歳の早過ぎる最期でした。

愛娘みな子さんは、雪組トップ娘役の愛原実花。
彼女は今、トップスター・水 夏希と共に、自身のサヨナラ公演『ロジェ』『ロック・オン!』の真っ最中です。

つかさんは10日(土)午前10:55分に家族に看取られながらお亡くなりになりましたが、それは宝塚大劇場11:00公演の開演5分前。
お父様がお亡くなりになるその頃、みな子さんは、それを知ってか知らないでか、衣装を着替え終え、舞台袖にスタンバイしていたことでしょう。


どこか体調が悪い時に立つ舞台は、とても辛いものです。
同じく、心配事のある時の舞台も、本当に本当に苦しいものです。

タカラジェンヌだって人。
様々な悩みや心配事を抱えています。

なぜ今、ここにいなくてはいけないんだろう…
なぜこんな時に、笑わなくてはいけないんだろう…
なぜ……舞台に立たなくてはいけないんだろう…

理由はどうであれ、タカラジェンヌたちがみな経験し、乗り越える思いです。

その中でも最大の理由が、大切な人の死でしょう。

公演中、大切な人を亡くされた方を何度も見てきました。
化粧が落ちるから…と泣くことさえできず、ただただ気力のみで乗り切る姿に、こちらの胸も張り裂けそうでした。
「芸人は、親の死に目には会えない」……なのです。


折りしも、みな子さん…愛原実花にとって、最後の舞台です。
トップ娘役という重責も担っています。
お父様のご病状を心配しつつ稽古をし、初日の幕が開き、ヒロインを務め……
その苦しさは、計り知れません。
辛かったよね……


みな子さんの宝塚人生、あと2ヶ月余り……
なんとかそれまで……とみんなが、1番につかさんご本人が思われたことと思いますが、それは叶いませんでした。
しかしおそらくどの生徒の親御さんよりも、舞台の厳しさをわかっていらっしゃいますよね。
ご自身の最期の時も舞台に立っていた娘を、誇りに思われたことでしょう。
そしてきっとどこかから見守っていらっしゃることでしょう。
「頑張れ! 」


偉大なる劇作家、演出家、つかこうへいさんのご冥福をお祈り申し上げます。


そして9月4日(土)より全国ツアーにて【『銀ちゃんの恋』-つかこうへい作「蒲田行進曲」より-】が、宙組・大空祐飛主演にて再演されます。

つかさんはお亡くなりになり、愛娘ももうすぐ退団しますが、もう一つの娘、作品という娘が、宝塚歌劇団にこうして残ります。

7月 10日

シャンシャン

これぞ宝塚名物。
シャンシャンとは……フィナーレで出演者たちが大階段を降りてくる際に手に持っている持ち道具のことです。

片手で豪華な飾りの付いているシャンシャン本体を持ちます。
本体の裏側には大きめの金具が付いていて、それをしっかりと握ります。

本体から垂れているリボンをもう片方の手で持ちます。
リボンの長さは2.2m。


この持ち道具は、昭和初期から始まりました。
1950年8月花組公演「アラビアン・ナイト」(白井鐵造・作)の際、持ち道具に付いていた鈴の音から“シャンシャン”と呼ばれるようになりました。


“ロウソクが立っているバラのブーケの形=『ベルサイユのばら』”などと作品によってデザインがだいたい決まっているものもありますが、それ以外は各公演ごとに新しいデザインで作られます。
担当は小道具さんで、出演者約60名~90名ほどのシャンシャンを、すべて手作りで製作します。

シャンシャンを持って激しく踊るということはありませんが、あまり重たいと腕が痛くなります。中には電飾の付いているシャンシャンも多く、電池なども含まれます。
豪華に、軽く、丈夫に……が製作のポイントでしょうか。

リボン付きのシャンシャンを持つのが主流ですが、ステッキや羽根扇、ペンライトなどの場合もあります。


シャンシャンは、自持ち(個々にあてがわれ個々で管理する)の小道具ではありません。
フィナーレ近くになると、舞台袖にシャンシャンが掛けてある台が登場します。そこから小道具さんが渡してくれたり、各自取っていきます。

幕が降り、袖に引っ込めば、まずシャンシャンをその台に返します。
次の公演が始まるまでに、電飾や飾りをチェックしたり、リボンにアイロンをかけたりと、小道具さんは一つ一つメンテナンスをして下さいます。

 

慣れてしまえば使いこなすのに難しいものではありませんが、「トップさんを迎える際のシャンシャンの高さは?」「リボンはどの辺りを持てばゆったりと美しく見えるか…」「いかにスムーズに左手に持ち替えるか…(舞台下手の人ね)」など、きれいに見せたり揃えるために、下級生のうちは苦労します。


その公演のシャンシャンを初めて目にし、手に持つのは舞台稽古。それもラスト、フィナーレの場面の稽古の際。
「今回のシャンシャン、こんなのなんだぁ~」とワクワク。

あとわずかで幕が開く初日への期待と緊張感を、シャンシャンが教えてくれるようです。


注)シャンシャンと呼ばれる持ち道具が使われていたのは宝塚歌劇だけではありません。SKDやOSKでも同時期より使われていました。

7月 8日

「TAKARAZUKA REVUE 2010」

「TAKARAZUKA REVUE 2010」

TAKARAZUKA REVUE 2010

◆表紙 
轟 悠(専科)/真飛 聖(花組)/霧矢大夢(月組)/水 夏希(雪組)/柚希礼音(星組)/大空祐飛(宙組)

毎年一冊出版されるスペシャルムック。
トップスターをはじめ各組スターのインタビューや、2010年前半の舞台写真、初心者のためのタカラヅカ講座など、ビギナーからディープなファンまで楽しめます。

撮影風景等が収録された特製DVD(約30分)付き!

2010年7月8日発売 価格1.500円

7月 6日

2011年の公演スケジュール(予定)

2011年の公演スケジュール(予定)が発表されました。


花組

2月4日~3月7日 宝塚大劇場
3月25日~4月24日 東京宝塚劇場

6月24日~7月25日 宝塚大劇場
8月12日~9月11日 東京宝塚劇場

10月15日~11月13日 全国ツアー

10月18日~10月30日 シアター・ドラマシティ
11月5日~11月11日 日本青年館


月組

12月23日~1月6日 シアター・ドラマシティ
1月14日~1月21日 日本青年館

1月8日~1月18日 宝塚バウホール

3月11日~4月11日 宝塚大劇場
4月29日~5月29日 東京宝塚劇場

7月29日~8月29日 宝塚大劇場
9月16日~10月16日 東京宝塚劇場

11月17日~11月27日 宝塚バウホール
12月2日~12月8日 日本青年館

11月19日~12月11日 全国ツアー


雪組

1月1日~1月31日 宝塚大劇場
2月17日~3月20日 東京宝塚劇場

4月23日~5月22日 全国ツアー

4月28日~5月8日 宝塚バウホール
5月13日~5月19日 日本青年館

7月1日~7月17日 梅田芸術劇場メインホール

9月2日~10月3日 宝塚大劇場
10月21日~11月20日 東京宝塚劇場

12月23日~1月6日 シアター・ドラマシティ


星組

1月29日~2月8日 宝塚バウホール
2月15日~2月21日 日本青年館

2月1日~2月23日 中日劇場

4月15日~5月16日 宝塚大劇場
6月3日~7月3日 東京宝塚劇場

8月1日~8月23日 博多座

8月25日~9月4日 宝塚バウホール

9月17日~9月25日 中日劇場

11月11日~12月13日 宝塚大劇場


宙組 

1月1日~1月30日 東京宝塚劇場

3月4日~3月10日 日本青年館
3月17日~3月27日 宝塚バウホール

3月8日~3月20日 シアター・ドラマシティ
13月26日~4月2日 日本青年館

5月20日~6月20日 宝塚大劇場
7月8日~8月7日 東京宝塚劇場

10月7日~11月7日 宝塚大劇場
11月25日~12月25日 東京宝塚劇場


博多座は今年と同じく星組なのですね。
中日が2回! これも2回とも星組さんとは…。ファンの方も大変…?

花組さんのバウが現在まだありませんが、ないとは考えられません。どこかに入るでしょう。
博多座、中日、梅田芸術劇場メインホール、シアター・ドラマシティと、トップや2番手辺りが主演する場が多いように感じますが、新人の活躍の場も増えますように。

 

7月 5日

「歌劇」2010年7月号

「歌劇」2010年7月号


「歌劇」2010年7月号

◆表紙 音月 桂

ポートレート
水 夏希 野々すみ花 霧矢大夢 悠未ひろ 龍 真咲 早霧せいな 純矢ちとせ

小林公平先生追悼特集
雪組『ロジェ』『ロック・オン!』座談会
宙組『TRAFALGAR(トラファルガー)』『ファンキー・サンシャイン』楽屋取材 他

2010年7月5日発売 価格700円

7月 3日

2010年7月期のドラマ

元タカラジェンヌがレギュラー出演する2010年7月期のドラマをご紹介します。

今クールは「女性が選んだ“イイ女”」「女性上司の理想像」なんていうアンケートの上位を独占するお二人。


■天海祐希

『GOLD』

木曜日22:00~ フジ 7月8日スタート

元月組トップスター、ゆりちゃんこと天海祐希さん。
前回の主演作『BOSS』の刑事役もカッコよかったですが、今度は4人の子供がいるママ役です。

 

■真矢みき

『美丘』

土曜日21:00~ 日本テレビ 7月10日スタート

元花組トップスター、みきさんこと真矢みきさん。
男役時代が思い出せなくなるほど、すっかりオンナなみきさん。こちらもママ役です。

 

そして前クールに引き続き…

■愛華みれ

NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』

村井茂の義姉、村井佐和子役


■大鳥れい

NHK大河ドラマ『龍馬伝』

坂本龍馬の姉、千鶴役


愛華みれさんと大鳥れいさん、花組のトップスターコンビでした。
トップスターとトップ娘役として組んでいたお二人が、同じ時期にNHKの看板ドラマ番組に出ているなんて…。縁ですね。

 

他にも単発出演などあります。
随時、こちらでご紹介しています。

■All About「宝塚ファン」
タカラジェンヌをTVで!!【7月の番組】

7月 1日

衣装のままでは座りません!

「膝が出るから…」という理由で、家の中ではジーンズやパンツからルームウェアに着替える人は多いでしょうね。
私もそうです。

私服ですらそうなのだから、舞台衣装ともなれば当然のこと。
膝が出る、お尻が出る、汚れるかもしれない…。
衣装を着てしまえば、男役さんは滅多に座りません。

出番の多い人は座る時間もないので問題ありません。
出番が少なかったとしても“次の場面は別の衣装”の場合は、すぐに次の衣装に着替えずに、直前まで楽屋着でいれば済むこと。
楽屋着であれば、気楽にお化粧直しもできるし、ちょっと何かを食べることもできます。

どうにもしようがないのは“次の場面も同じ衣装”の場合。
その“次の場面”まで何十分もあったりしてね。

一旦脱いでお衣装部さんの手を煩わせるのも申し訳ないし、かといって、ず~っと立っているのも…。
下級生なら、衣装のまま袖から舞台を観て勉強…なんてこともできますが、上級生ともなると辛いところです。

娘役も、衣装のまま楽屋の化粧前に座るという行動は、あまり取りたくないもの。
衣装によっては、男役さんと同じくラインが崩れるものもありますし。
ただ、男役さんほど神経を使わなくてもいいかな。

こんな格好をしている男役さんがよくいたっけ。
上は、衣装のYシャツ&ネクタイ。
下は、ラップタオル型のレース付き楽屋着をスカートのように。
カッコイイんだか可愛いんだかわからないケンタウルス風なスタイル。

「ズボンは一旦脱ぎたい。でもYシャツを着替えネクタイ締め直すのは面倒くさいかも……」の気持ちが表れたスタイルね。

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元タカラジェンヌ&いち宝塚ファンの視点から宝塚歌劇の魅力をご紹介します。
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